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『日本語が死にかかっている』のは本当なのか? [News]


痛いニュースより、

「『骨の折れる仕事』?骨折は嫌」 日本語できない学生や社会人、増加…60%が“中学生レベル”の大学も



「ついに、ここまできたか…」
私立短大に勤める講師はそう言って言葉を失った。“日本語が通じない現実”に直面したのは昨年秋のことだった。

「ほかの人に比べると話し好きです」「思いやりがある方です」…このような文章を記した紙を学生に渡し、イエスかノーで答えてもらった。外向性などを診断する性格検査だ。

間もなく20人ほどの学生のうち、数人が手を挙げた。
「『怠惰』って何」「『まごまごする』ってどういう状態?」
想定内の質問もあったが、就職を控えた女子学生が発した言葉には耳を疑った。
「骨が折れる仕事は嫌です」という文章を指さし、「『骨折する仕事』が嫌なのは当たり前。
違う意味があると思ったので…」と首を傾げたのだ。

「全員の前で、それぞれの意味を伝えたが、多くの学生が説明に聞き入っていた。手を挙げたのは数人でも、実際分からない人はもっといたでしょう」と、この講師は推測する。
“兆候”は数年前からあったという。講義中の指示や就職活動のアドバイスを、なぜか全く逆の意味に取り違えてしまう学生が目についていた。
「履修登録の説明書が読み取れないので新年度オリエンテーションが成り立たなくなって
いた。基本的な語彙力がないために、日本語の理解力やリスニング力が落ちている」
日々学生に接している講師の実感だ。

http://www.sankei.co.jp/kyouiku/gakko/070430/gkk070430000.htm

「『骨の折れる仕事』?骨折は嫌」 日本語できない学生や社会人、増加…60%が“中学生レベル”の大学も


たまたま、羊とプードルと偽った詐欺が横行とのヨタ記事を読んだ直後だったので、
正直にわかには信じがたい....というか一部の学生や社会人の話だと思いたいの
であるが、実際のところはどうなんだろう?

拙宅は子供がいないこともあり、今時の教育事情からはかなり遠いところにいる。
加えて文学部出身とはいえ、自らの国語力を自慢できる様なレベルではない私から
見ても、シャレにならない危機感を感じる。よく、『言葉は時代と共に進化するもの』
とは言うけど、これはそんなレベルの話ではないと思う。

それだけに、この事例が誇張ではなく、かなりのパーセンテージを占めると言うこと
であれば、受験外科目教育の充実云々以前の話で、まずは国語教育にもっと注力
するよう、文科省にはお願いしたいものである。


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