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[ヨタ/TRPG] cocoさんの所の『異形の群れ』に触発される [Mad/Joke]

クトゥルフやSF(特にB~Z級)好きの私ですが、『今日の早川さん』の作者として有名なcocoさんのブログで不定期掲載されている、『異形の群れ』というクトゥルフ神話ネタ漫画を愛読させていただいております。

で、2008/11/11のネタがこれ。『[異形の群れ] 狙いすぎ』

「おめざめ☆アザトース 罵詈雑言!」

ぐはっ..... ええっと....... (ころころ).....  ギャー

とすっかり毒気に当てられて、正気度がかなり減少致しました。個人的にコレに近いネタはさんざん(特にレイトショウ用に)考えたことはあるのですが、実際にここまで形にされると......やっぱり凄いですな。cocoさん、恐るべし(^^;)

で、ここで終わってしまうとアレなので、駄目なキーパーなりに「この本を『クトゥルフ神話TRPG』の魔導書データにしたらどんな感じか?」というのをやってみました。他にもこのネタに触発されてプロの方が文章を起こされているところで無謀な所行なのは百も承知ですし、つっこみどころ満載なとても不十分なものですが、ヨタとして笑っていただければ何より。

(本当はここに表紙絵を貼りたいところだが、勝手にしてはまずいので気になった人はcocoさんのブログでお楽しみください)

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「おめざめ☆アザトース 罵詈雑言!」

- 妹に萌えてしまうというこの唾棄すべき事実を受け入れることが出来ず、私は正気を失ってしまったようだ。妹の小さな体に馬乗りになった私に向かって妹が叫んだ。「お兄ちゃん、らめぇ!」           - 内安登 庭歩 -

この印象的な題名の書物は、21世紀初期の日本で一大ブームとなった「ライトノベル」と分類されるジュブナイル系小説の一遍として、発表されたものである。著者は覆面作家として有名な、内安登 庭歩(ないあと てふ)。2008年に日本の大二楠書店より、同社ラノベシリーズ: ルルイエ文庫の一冊として出版されている。

発行部数としてはおよそ10万部と言われたが、ソフトな文体の割に、その扇情かつ冒涜的な内容が世間の物議を醸した。後に地方自治体から有害図書認定を受けることとなり、そのほとんどは市場から回収され、絶版となっている。また出版を行っていた大二楠書店も2009年に倒産したために再版は難しいとされ、一部の萌え系マニアと、この書物の真の意味を理解する研究者により、密かにコレクションされているもののみと言われる。

本書は表向き、当時流行していた「妹系萌え」をメインテーマにした小説ではあるが、その実体としてはアザトースを崇拝する「人としてちょっとどうよ?」な狂信者により文章の中に様々な術式が埋め込まれており、その教義が正当なものであるかのように、読者が無意識のにうちに植え付けるという恐ろしい仕掛けが施されている。

<アイデア>ロールもしくは<オカルト>ロールに成功すれば、この書籍が単なる「萌本」ではなく、オカルト的な秘密が組み込まれていることを理解できる。逆に、判定に失敗して読み進んだ場合、POWが1d3減少する。この本がクトゥルフ神話に関する情報を含むと認識するためには<クトゥルフ神話>のロールに成功しなければならない

正気度喪失1/1D8;<クトゥルフ神話>に+6%;研究し理解するために平均20週間/斜め読みに4時間

呪文:<妹にキュン死>(精神力吸引)、<妹萌えオタとしてニートになりました>(ゾンビの創造)、<全巻大人買い>(犠牲者を魅了する)、<グッズのコンプは基本>(支配)、<妹は『俺の嫁』>(魂の歌)、<著者のサイン会を行います>(神格との接触/ニャルラトテップ)、<深夜枠でのアニメ化決定>(アザトースの招来/退散)


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